OPTとはOptional Practical Trainingの略で、学生ビザのステータスで滞在中の留学生でもアメリカの大学や専門学校を卒業した後、1年間から最大3年間、アメリカの企業で働ける、という制度です。以下では詳しいOPT内容についてを紹介します!
アメリカでは、カナダやオーストラリアなど比較して、移民・留学生への規制が厳しく、留学生が学生ビザ(F1ビザ)で働く事は原則違法とされています。(学校内で決められた場所でのアルバイト以外は、就労が禁止されています。
しかし、このOPT制度を使えば、卒業後に最大1年間、専攻と同じ分野の仕事、または企業で就職する事ができます。
そして、STEMという制度を利用すると、更に2年間OPTの期間を延長する事もできます。
※OPT期間中も、滞在ステイタスは学生ビザ(F-1)のままとなります。OPT期間が終了次第、グレイスピリオド期間中に帰国する必要があります
Point01
最低9か月以上の学校のコースを修了
Point02
有効なI-20、6ヶ月以内に失効しないパスポート保持者である事
Point03
学位(専攻分野)と関連した仕事に就く必要がある
基本的にはカレッジや大学等での、準学士・学士号を修了すれば申請が可能ですが、大学付属のサーティフィケート(修了証)プログラムの修了後にも申請が可能です。学校やプログラムによってはOPTの申請資格がない場合もあるので、事前にカウンセラーや学校担当者にOPT申請資格の有無を確認しましょう。
留学生からも人気なLAビーチエリアの学校!UCLAにも近く、多くの専攻があるため大概のことは勉強できます!
UCLA Extensionカリフォルニア大学ロサンゼルス校エクステンション
3クオーター以上のサーティフィケートプログラムでは修了後にOPT申請可能!映画や音楽などエンタメ系が人気。
就業時間 | パートタイム(最低週20時間以上勤務)、もしくはフルタイム |
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職種 | 修了した学位に関連した内容 |
雇用形態 | 有給、無給、個人事業主なども上記2つの条件を満たして入れば可能です。 |
STEMでは、条件を満たした場合のみ、延長可能となります。1年間のOPT期間に加え、更に2年間の延長申請ができますので、合計3年間OPTとして働く事が可能です。理工系の専攻である事が条件なので、進学前に、その分野が強い学校であるかを調べる事がポイントです。入学後は必ず学校のスタッフと相談し、STEM申請が可能か相談しながらOPT/ STEMの申請を進めましょう。
就職先が合わない、やはり違う会社で働いてみたい。といった場合、OPTであっても転職はできます!しかし注意が必要です。
OPT期間中、無職でいられる期間は90日と決められています。12か月間のOPT期間中に、1か月間を職探しに費やした場合、就労できる期間は残りの11か月という事になります。無職であった日数期間は、90日間から差し引かれ、残りの日数が減りますので、あまり転職を繰り返すのはお勧めしません。90日以上経っても就職先が見つからなかった場合は、それ以上の滞在は認められません。
いかがでしたか?アメリカで働いたことがあるという経験は、この先自分にとってとても大きな力になるのではないでしょうか。毎年多くの留学生が、OPTを使って経験を積んでいます。学校で勉強し、その過程で自分の進みたい道、究めたい分野を見つけ、OPTで勉強した力を発揮します。大事なのは、在学中からアクティブに活動する事です。学校開催のワークショップには必ず参加し、アドバイザーと常にコンタクトを取りながら、自分の働きたい企業を見つけます。時にはコネクションで企業先が見つかる事もあるので、しっかり自分をアピールしていきましょう!