国際線で預け入れできる荷物の量は？

航空会社や目的地によって持ち込んだり、預けられる荷物の大きさは異なります。出発前に各航空会社のウェブサイトなどで確認を忘れずに！
「機内持ち込み/Carry On(キャリーオン)」、「預け入れ/Checked Bag(チェックドバッグ)」で探しましょう。
その他、座席のクラスや、マイレージによって無料で預けられる荷物の量も変わってきます。
基本的に、日本-アメリカ間の国際線でエコノミーの場合、スーツケース1個あたり23キロまで無料ということが多いです。そして2個まで預けることができます。
ここで気をつけたいのが、「23キロｘ2 = 1人46キロ分預けられる！」ではないということ！
スーツケースの数は2個まで、各スーツケースの重さは23キロ以内である必要があります。
スーツケースを2個預ける場合は、重さが均等になるように注意しましょう。

預ける荷物のポイント

預ける荷物は上記のように各航空会社の定める範囲内であれば、ボストンバッグ・ゴルフバッグ・スーツケース・ダンボールでも預けることができます。
23キロという重さになると、かなりの重さになることと、空港での係員による荷物の扱いは丁寧とは言えないので、やはりスーツケースをお勧めします。
そしてスーツケースだからといって、丁寧に扱ってくれるわけではないので、万が一壊れても後悔しない、なるべく安いスーツケースをお勧めします。中身が貴重品や壊れやすい物の場合は、少し頑丈なスーツケース、衣類や靴などであれば軽量タイプのスーツケースを利用しましょう。

機内に持ち込む荷物は？

預ける荷物の他に、忘れてはいけないのが機内に持ち込む「手荷物」です。
「お一人様1個にてお願いいたします」とよく見かけますが・・・
参照：ANA
機内へ持ち込める手荷物の総重量10kg以内で、身の回り品(ハンドバッグ、ノートパソコン、カメラなど)のほか、下記条件の手荷物1個となります。

三辺の和が115cm以内でかつ、W55cm x H40cm x D25cm以内

ここで注目したいのが、「身の回り品のほか」という部分です。
基本的にはおひとり様ひとつでお願いします~となってはいますが、財布や携帯の入っているバッグと、機内持ち込み可能なサイズの、合計2個まで持ち込めるということです。
もっとわかりやすく言うと、足元に収納できるサイズの荷物と、座席上部に入れる荷物ですね☆

「最大・無料範囲内の荷物」

機内には何を持ち込む？

身の回り品/ハンドバッグ

• 財布やパスポート、携帯電話など
• 機内セット(本や雑誌など暇つぶし品、マスク、化粧品、充電器、イヤホン、耳栓・アイマスク、ペンなど)

前方座席の下、すなわち足元に置く荷物なので、飛行中に機内で利用するものを入れましょう！

機内持ち込みスーツケース(or ボストンバッグ/リュック)

• カメラ、パソコンなど
• ジャケットやストールなど
• 預けたくない貴重品や、壊れやすいもの
• セキュリティチェック通過後の売店や免税店で買ったもの

※注意点※
機内に持ち込む荷物に関しては、セキュリティチェックで中身をチェックされる荷物なので、
化粧水や歯磨き粉など液体類のサイズ、刃物や飲食物に注意しましょう！
スナックや飲み物を機内に持ち込む場合は、セキュリティチェック後に購入しましょう！
通常、国際線ターミナルでは、セキュリティチェック通過後の搭乗ゲートエリアに免税店、レストラン、売店があるので、心配ありません♪

まとめ

・預けるスーツケース2個のバランス
スーツケース1　重いものを少量(ワインや化粧水など、機内に持ち込めないサイズの液体類や、靴・ブーツなど)
スーツケース2　軽いものを多く入れる(衣類、乾物系のお土産、インスタントラーメンなど)
・機内持ち込み可能な手荷物をうまく利用
預けたくない貴重品や、到着後すぐに使いたいものなど、身の回り品でなくてもOK！
かしこく荷造りをして、よりスムーズな海外旅行・海外留学をしましょう！