ロサンゼルス留学コラム
日本ではあまり馴染みのない制度の「編入」ですが、アメリカではかなり一般的な大学進学の形です。
編入制度とは、最初の2年間コミュニティ・カレッジに通い、その後4年制大学の3年生として編入をし、合計4年間大学に通うことです。
コミュニティ・カレッジについてはこちらをご覧ください。
今回はアメリカではお馴染みの有名大学編入への道のり!アメリカ大学編入制度について、インターンの私が編入で行った事をご紹介します。ぜひ参考になれば幸いです!
私は現在カリフォルニア、ロサンゼルスのコミュニティカレッジに通っていて、UC系列大学への編入を目指しており、UCへの出願を去年の11月に終えたところです。
出願先はUniversity of California, Berkeley(UCB)、University of California, Los Angeles(UCLA)、 University of California, Santa Barbaraの三校です。
この3つを選んだ理由はUC系列大学の中でもレベルが高く、私の志望する Economics の専攻があるためです。
UCBとUCLAはどちらも世界的に知名度が高く、UCへの編入を目指す学生であれば誰もが目標とする学校であるため、編入生に求められる学力水準も非常に高いです。
UCSBはカリフォルニア州内では知名度も高くUCB、UCLAについで教育のレベルが高いと評価されています。また、キャンパス内にプライベートビーチを持っていることで有名です。
編入の出願にあたっては、各出願時の専攻ごとにコミカレでの必修科目が指定されています。
これらの科目はA〜Fで評価されますが、C以上で修了しなければ編入要件を満たしたとは認められず、当該専攻への出願ができません。
そのため、コミュニティカレッジ入学時点で、編入までを見据えた大まかな履修計画を立てておく必要があります。
各学部ごとに必要な科目については、「ASSIST.org」にて確認することができます。
編入にあたっては、事前にどの専攻(Major)で4年制大学へ編入するかを決めたうえで、出願を行う必要があります。
Economics、Business、Computer Scienceなどの専攻は、難易度・競争率ともに非常に高い傾向があります。
UC編入で最も重要なのはGPAを高く維持することです。
基本的に編入はGPA・エッセイ・課外活動の3つの要素で評価されますが、UCはGPAで足切りがあるとも言われているほどで、かなり重要視されています。
上記で紹介した(Economics、Business、Computer Scienceなど)人気専攻での編入を目指す場合は、最低でもGPA3.8以上(最大4.0)を維持することが求められます。
またその他の専攻であっても、UCLA、UCLA、UCSDを志望する場合は最低でもGPA3.6以上は維持しておくのが望ましいです。
授業の成績評価は、主に授業内で行われるテスト・クイズ・課題によって主に採点されますが、各教授によってそれぞれの比重や配分が異なります。授業の履修前に教授の評価基準を把握しておくと、履修登録がスムーズに勧めれます。すでに学校に通ってる友達などに聞いてみましょう。
またSanta Monica College(SMC)では、各クラスの最終成績分布(Aをとった人数)や、履修取消(ドロップ)数などを確認できる公式サイトが公開されております。
Reports of Grade Distribution by Instructor and Semester
UC編入時、エッセイの提出およびコミカレ時での課外活動は必須になっております。
出願者数が多く、GPAなども高い、もしくは似た数値の出願者が多いため、GPA以外ではエッセイや課外活動などで他の人と差別化をつける必要があります。
UC編入では、UC側から提示されている7つの質問の中から3つと、自分のMajor Essay(なぜその専攻を選んだのか)の1つ、合計4つのショートエッセイを提出します。
質問例) “Describe an example of your leadership experience in which you have positively influenced others, helped resolve disputes or contributed to group efforts over time.”
(今までにリーダーシップを発揮して、他者に良い影響を与えた場面や、問題解決・チーム貢献をした経験について)
自分は下のサイトにある7つの質問の中から、「リーダーシップ」、「タレント」、「今までに乗り越えた一番の困難は?」の3つを選びました。
University of California, Personal insight questions
各エッセイは350 Wordsという制限があり、思っているよりも短いので、簡潔にまとめた上でかつ内容も濃いものにする必要があります。
そのため何度も経験者や学校のカウンセラーに添削をしてもらうことが重要です。複数人に見てもらうことによって複数の視点からのフィードバックをもらえるので、より洗練されたエッセイになり、お勧めです。
自分はエッセイを夏休みに入った7月ごろから書き始め、学校のカウンセラーや友人、LA留学センターのカウンセラーさんなどに何度も添削してもらいました。
完成までに10本以上のドラフトを書き、日本語の下書きや箇条書きのメモなども合わせるとそれ以上書きあげました。
ボランティアやインターンシップなどをすることも重要になってきます。
UC編入では勉強面だけではなく、それに加えて課外活動にもしっかり取り組んでいることも重要な評価ポイントになります。
例えば地域のクラブでスポーツをやっているなどを課外活動として記入することができます。
私の場合はLA留学センターでインターンを長く続けているので、そこで何をしているのか・今までにどんなことを行ったか、オフィスイベントの開催など、実際に経験してきたことを記載しました。
Example:ビーチクリーン(地域貢献)、経済産業省。
UC application site でアカウントを作成します。
出願キャンパスを決める
個人情報を入力
エッセイ、課外活動を入力
期限11/30日までに
全てを終了
4月
合格発表
UC以外の4年制大学への編入においても、基本的に出願の準備は同じで、各大学ごとに出願締切が異なる点が主な違いです。
また出願料も大学によって異なります。
例えば、University of Washington(UW)は$90、New York University(NYU)は$85、University of Southern California(USC)は$85。
California State University(CSU)では各キャンパス$80となっています。
多くの大学では、主に成績とエッセイによって合否が決まります。UC編入ほどは課外活動が重視されるケースが少ないため、UC以外の編入出願者はあまり課外活動に力を入れていないイメージがあります。
なお出願時のエッセイ提出は各大学ごとに求められる内容やテーマなどが異なるため、それぞれの大学ごとにあわせて個別に書きあげる必要があります。
UC編入を目指してコミカレに入学すると、編入が終わるまで授業・エッセイ・課外活動など、コミカレ在籍時の積み重ねで大学編入の合否が決まるので、常に編入に向けて活動していたり、頭の片隅には編入のことがあったため、コミカレの2年間はあっという間に過ぎてしまいました。
高いGPAを維持しつつ、その他の活動にも力を入れることはとても大変ですが、しっかりと成し遂げることができれば合格が見えてきます。
また、LA留学センターでは編入に関するサポートも行っており、編入に関するご相談も受け付けています。
是非ラインやお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください!
少しでも皆さんの留学イメージが具体的で、明確になったら幸いです。